ポジティブ物書きの雑記帳

物書き、弥生肇のブログ

茶話会メモ /駆逐艦磯風の乗組員だった方のお話

太平洋戦争を真珠湾攻撃から大和の沖縄特攻まで駆け抜けた武勲艦「磯風」に乗られていた方にお話を伺う機会がありましたので、簡単なメモをブログに書き残しておこうと思います。


●どんなイベント?

艦これの第十七駆逐隊オンリー「司令、笑ってるうちにやめような」第二回(2017/7/2、呉にて)と併催の「茶話会」として、主催の方が企画し、事前希望者参加で7/1に行われました。
呉市役所の施設の一室を借りての本格的な会で、20~30人ほど参加していました。
乗組員の方に基本的にお話していただきつつ、多少質疑応答もあるかたちで約2時間以上、とても貴重な話を聞ける機会となりました。

 

 

●本題に入る前に――

配られたお茶とお菓子。艦これをやっている人なら反応せずにはいられないだろう、間宮羊羹です。

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●本題メモ

イベント併催の記念講演として開催されたこと、乗組員の方のプライベートに関わる内容も多々あったことから、内容を多少ふんわりさせつつメモ書きに留めます。
どんなお話だったか詳しく知りたい方がいたら、私や参加者を見つけてこっそり聞いてください笑。本日7/2のイベント中ならいろいろ誰かに聞けるんじゃないでしょうか。
というか、イベントに来場してください。そしたら主催や参加者みんな喜びます笑。ちかくには大和ミュージアムなどもあるのでどうですか。
 
以下、メモです。
 
1.海軍に入ったきっかけ~そして、今
もともと貧しい家で、兄夫婦の家業の手伝いをしていた。だが、ひょんなことで知り合った看護師の女性に遠路はるばる家まで訪ねてこられるという出来事があり、そんな人と一緒になる将来があるなら、今の家業よりもちゃんとした生活をさせてあげられる男にならねばと……深く考えずに海軍へ志願した。
それが今も一緒の奥様とのこと(お二人とも、現在96歳)。
こども、孫、ひ孫などご家族は38人になったとのことで、皆自分を大切にしてくれると、とても嬉しそうに、誇らしそうに語っておられた。
 
2.海軍に入って
最初(開戦前の頃)は駆逐艦「浦波」に配属。とてもお世話になった先輩がいた。
浦波を離れてからその先輩のことはわからず名前しか知らなかったが、戦後50年頃に、慰霊祭で先輩のことを知る人と会い、先輩の親族と交流することができた。
 
3.慰霊は自分の義務だと思っている
戦後は、自分が赴いた戦地を国内外問わず、ずっと慰霊(お参り)してまわっておられるとのこと。しかし96歳にもなると、慰霊の場で会っていた戦友らはほぼいなくなってしまい、最近は寂しい。
今も車を元気に運転、自分の足で歩いて日本や世界各地を訪れておられる模様。
 
4.完熟バナナ
開戦前のまだほのぼのしていた頃、南方へ向かった際に、現地の人に自分たちの持ってるタバコと交換してもらったバナナがめちゃくちゃ甘かったとのこと。完熟バナナは、昨今のスーパーで入手するバナナとは別物の甘さ。
 
5.磯風~真珠湾攻撃
砲術学校等での勉強を経て、磯風へ配属。砲塔内の砲兵員となった。
真珠湾攻撃は、真冬に北方のとてつもなく寒いところへ訳も分からず向かわされ、そこに南雲機動部隊や十七駆他、参加艦艇が揃い、冬の大しけの航路を苦労して航海しながら真珠湾へ向かった。
赤城らから攻撃に向かって帰ってくる艦載機を目にしていた。
 
6.ミッドウェー海戦
赤城、加賀、蒼龍から立ち上る真っ黒な黒煙を覚えている。そのときは飛龍は無事だった。
自分たちができたのは、やられた空母からできる限りの人を助けるだけだった。
 
7.南方転戦~ガダルカナル
南方は地獄の暑さ。扇風機なんかあるわけない。
スコールのときは、たらいなどで必死に水を集めた。
戦闘時は砲塔内にいて、外の戦況は全然わからない。指示通りに砲塔を動かして撃つだけだった。
やがて昇進し、艦橋上部(?)の砲塔の照準指揮所(のようなところ?)の配置になると、敵の様子もなにもかも見えるようになった。
磯風が爆弾の直撃を受けて砲塔の一つがほとんどなくなったのを見ていた。
その後、明石に応急処置を受けて本国へ帰投。
 
8.貴重な休みが
帰投して、数日間の休暇。温泉などへ行く者がいる中、自分は下士官になるための講習・試験を受けることになり、ほとんど休めなかった。
しかし下士官にあがることで、やっと妻にまとも生活させてあげられる給料になるのが嬉しかった(そもそもの海軍に入った目標だった)。
妻からの手紙は、呉に帰ったときしか受け取れなかった。帰ると山のように手紙が来ていて、同僚からは「どういうことだ!」と妬まれた。
 
9.マリアナ沖海戦
大鳳を護衛していたが、ミッドウェーのときと同じく、やられたあとの救助に手を尽くすことくらいしかできなかった。
磯風が横づけするのを待てずに大鳳から海に飛び込んで逃げる人たちを海から助けたりした。
 
10.陸上勤務へ
サイパン玉砕のあとの頃に、磯風を降りて呉での陸上勤務に。
 

他にもたくさんのお話がありましたが、こんなところで。
若い人たちにはぜひともよろしくお願いしたいと、多岐にわたる想いを聞かせていただきました。
貴重な機会をありがとうございました。

キューポッシュ轟雷をつんつん

アニメ「FRAME ARMS GIRL(フレーム・アームズ・ガール)」(以下FAガール)が終わっちゃいました。模型が下手の横好き程度に好きな私は毎週とても楽しく観ちゃいました。

FAガールは、KOTOBUKIYAが作っている美少女メカプラモのラインナップで、女の子にいろいろな武装をして楽しめるシリーズです。

もともとはFRAME ARMS(以下FA)という、素体メカ+装備を自由に楽しめるKOTOBUKIYAのプラモシリーズが展開していて、

新たな素体として女の子のものが展開し始めたのがFAガールの始まり。
なんとFAとFAガールで装備その他が共通に使い回せるので、いろんな組合せで自分だけのFAやFAガールを作って楽しめるのです。

 

そんなFA/FAガールには以前から興味があったものの、手を出すには至ってなかったのですが……
今夏のアニメですっかりやられてしまいました。FAガールたちの魅力やらかわいさやら、なぜかSHARPの製品(?)も含めて、楽しくゴリゴリに販促されてしまう露骨で凶悪な(褒めてます)作品でした。

1話を観てから危うくFAガールをガシガシ買いそうになってどうにか踏み止まるも、アニメの終盤で耐えられなくなって、お手軽な「キューポッシュ」を一体買ってしまいました。

主人公(ヒロイン?)の位置づけの轟雷です。

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キューポッシュもKOTOBUKIYAが展開している、デフォルメフィギュアシリーズ。

デフォルメ好きにはたまらないシリーズではないでしょうか。
デフォルメフィギュアといえば「ねんどろいど」シリーズが超有名ですが、キューポッシュはねんどろいどよりもちょこっと頭身高め、関節も割としっかり、足の裏に磁石がついててベースにしっかり固定できるので、いろんなポーズを決められるところが魅力的だと思います。

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キューポッシュの轟雷もなんと、FA/FAガール系の武装を共通のハードポイントで使い回せる仕様なのです。身長やらのせいで、似合う武装にはもちろん限りがありますけど!

 

というわけで、ちょっとだけ通販で買っちゃいました……f:id:yayoihajime:20170620024046j:image

久方ぶりにニッパーとデザインナイフを取り出して……f:id:yayoihajime:20170620024053j:image

ランナーから単純に切り出して組むだけの基本作業だけでしたが、久し振りにパーツいじりしたら楽しいこと楽しいこと……ニコニコしながら作業してました。f:id:yayoihajime:20170620024058j:image

というわけで、ジャキーン!f:id:yayoihajime:20170620024109j:image

「やよ、どうですか?」なんて声を幻聴してしまいます。
(アニメで轟雷のマスターは「あお」ちゃん。私は弥生肇なので「やよ」。音が近いので幻聴余裕です。私は女子高生じゃないですけど……)f:id:yayoihajime:20170620024115j:imagef:id:yayoihajime:20170620024120j:image

適当にチョイスしたオプションパーツでしたけど、いい感じになって満足です。
ちなみに買ったオプションはこちら。 

 本体はこちらです。

なお、発売が少し先ですが、ドラマCDつきの「轟雷・改」も出るようなので、改の方が好きな人はそちらを待つといいかも。 
限定キットつきのブルーレイもこれからリリースされていくので、これから買う人はちゃんと物色して一番お気に入りになりそうなものを選ぶといいですね。

 

というわけで、FAガールのアニメを楽しんじゃったので、販促ご協力の意味も込めてブログを書いちゃいました。続編アニメ、作られるといいなあ……。

歴史小説作家たちが語る光と闇/トークショーを拝聴して

6/3(土)に秋葉原書店ブックタワーにて、歴史小説作家の方々が開催しているトークショー(&サイン会)を拝聴してきました。トークショーの概要と感じたことなどを簡単に、ブログに書き残しておこうと思います。

トークショー&サイン会を開催したのは?

「操觚(そうこ)の会」という、プロの歴史小説作家集団です。

操觚の会は、今回6/3に秋葉原で開催されたようなトークショーなどのイベントを精力的に、日本各地で実施されています。

ちなみに次は、7/16に沼津のマルサン書店さんで開催されるようです。操觚の会のメンバー秋山先生のTwitterより。↓

 

お恥ずかしながら、私はつい昨今まで操觚の会のことを知りませんでした。
ですが、5/25発売の拙著「小説同人誌をつくろう!」について、歴史小説作家の谷津矢車先生にTwitterでご感想いただくということがあり、谷津先生も参加されている操觚の会を知るに至りました。

 ↑そのときの谷津先生のツイート。
これをきっかけに谷津先生のツイートを拝見するようになったのですが、日常的にさまざまな本の感想などをつぶやかれていて、大変参考になるとともに、私も本を読まないといけないと痛感させられています。

ちなみに、私と古い付き合いの方はご存知かもですが、私は時代劇ライトノベルらしきものを書いては公募で撃沈、なんてことを一時期やっていたので(今も諦めてはいませんが)、こういう活動をやってらっしゃる作家集団がいることに興味を持ち、7/3のトークショーへ行ってみようと思ったのでした。

 

●6/3トークショーの概要

やはり秋山先生のTwitterからで恐縮ですが、こちら↓が告知ビラでした。

 Facebookの「操觚の会」のページにもこちらのリンク↓がありました(なぜかブログに埋め込みできず、通常リンクですみません)。

六月三日書泉ブックタワートークショー&サイン会

内容は、各先生方個別のトークタイムと、セッションとして下記①②のパートがありました。

①「出版業界の光と闇を潜り抜け、生き残るには!」
②「時代小説、歴史小説のこれからをさぐる!」

歴史小説作家の方々のトークショーということで、怖い方々の込み入ったお話を伺うことになるのかと、始まるまで実はビクビクしていたのですが……
実際はそんなことなどなく、和気藹々と楽しいトークやデビューまでの四苦八苦の日々、聞いちゃマズイような暴露話まで、あっという間の2時間強でした。

というわけで、箇条書きで恐縮ですが、印象に残った話題をいくつか順不同でご紹介致します。

・時代小説なんて、ライトノベルと同等以上に嘘ばっかり。史実や真実を正確に書いたものなんかじゃない。

・妄想力が重要。

・作品は、他の売れてる作家やらせちがらい現実やらへの嫉みの結晶であることも。

・売れてる作家には消えてほしい(会場爆笑)。

・出版業界の「光と闇」の話をしていたはずが、「怒りと闇」の話ばかり出てきた。

・読書は基本的にマイナーな趣味である。と思っておくべき。

・(6/3のトークショーにおいて)「5/15〆切で約320枚の作品の進捗が、今100枚くらいです」というお話が飛び出した。会場に編集さんもおられた模様。

・書きたいものの構想を話すと、大体は編集さんが冷たい顔で「却下」と即答する。

・お金持ちの家には大きな本棚があって本がぎっしり詰まっている。成功するためには、お金持ちになるためには、大きな本棚を買うべし(?)。

・公募ではまったくうまくいかず、大金をかけて本を自費出版した。その本に企画書を添えてたくさんの出版社に送りまくったら、1箇所拾ってくれるところがあった。その企画群はボツになったが、その場で出任せに話した案が次の本のネタになった。

・編集者が受賞の電話連絡を忘れていて、授賞式1週間前の電話で知らされた。貯金が尽きて人生が詰みかけてさてどうしようかという時期だった。

・作家になったらまず編集者に「今の仕事を辞めないでください」と言われる。

・10年で150冊とか、37巻までシリーズが続いているとか、そんな方々が操觚の会にはゴロゴロ。

・映画「ポッピンQ」はとにかくオススメとのこと。

 

とりとめもない感想にて申し訳ありませんが、こんなお話を終始楽しく伺いました。

出版業界、作家業、とりわけ歴史小説は非常に困難なジャンルであると改めて感じましたね。そして同時に、私が交流のあるライトノベル作家の方々やそっち方面の業界と多分に似通った部分があるのだと知りました。

心から、拝聴できて良かったと思えるトークショーでした。皆様ありがとうございました。また機会がありましたら、参加してみたいと思います。 

 

●最後に……先生方の近著を

Twitterで相互フォローになっていただいてる操觚の会の先生方の近著をご紹介まで。私はまだ読めておらず本当に申し訳ないのですが、拝読いたしましたら別途また、感想などをどこかに書きたいと思います。

 ●谷津矢車先生

某には策があり申す―島左近の野望

某には策があり申す―島左近の野望

 
おもちゃ絵芳藤

おもちゃ絵芳藤

 

 

●秋山香乃先生

龍が哭(な)く

龍が哭(な)く

 
伊庭八郎 凍土に奔る (徳間時代小説文庫)

伊庭八郎 凍土に奔る (徳間時代小説文庫)

 

 

 ●誉田龍一先生

将軍を蹴った男―松平清武江戸改革記 (コスミック・時代文庫)

将軍を蹴った男―松平清武江戸改革記 (コスミック・時代文庫)

 

 

 

拙著『小説同人誌をつくろう!』にいただいた感想まとめなど

最近、ブログでもTwitterでも拙著『小説同人誌をつくろう!』の宣伝ばかりですみません。お買い上げいただいた方、拡散にご協力いただいた方、まことにありがとうございます。
amazonでは発売前後約2日間、「出版・自費出版関連書籍」カテゴリで1位になっていました。皆さまのおかげです。

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今回のブログで(たぶん)うるさい宣伝は最後にすると思いますので、もうしばしお付き合いいただければ!!
初めての自著なので、お許しを。m(_ _)m

 

●拙著にいただいた感想まとめ 

というわけで、今日はTwitterでいただいた感想を、残しておく意味も込めてここに留めたいと思います。
発売前は無感想状態や批判の嵐を覚悟していたのですが、今のところ皆さまが神仏菩薩であるがゆえか、あたたかいお言葉ばかりいただいていて、本当に本当に驚いています……まだまだ世の中捨てた物じゃないんですね(今までなにがあった)。

 時代小説などでご活躍されている谷津先生から、上記にたくさんのリプライつきで詳しいご感想をいただきました。今回、最も驚いた瞬間でした。恐縮です、本当にありがとうございます。同人に疎い方には、ぜひ上記リプライチェーンをすべてご覧いただきたいです。
「網羅的に様々なあれこれが一冊の本の中にまとまっているので非常に読みやすく、おおまかな要領を掴める本」
電子書籍によるセルフパブリッシングについてのくだりもあり、内容は充実」
などのお言葉をいただきました。
私自身は同人生活自体が長いので、正直自分の本を客観的に見ることがまったくできず、同人に詳しくない方にどう映るのか不安でしょうがなかったのですが、谷津先生のご感想には本当に励まされました。

 

長いお付き合いのイラストレーター兼文章書き、東雲さんのご感想。上記に東雲さんと私のリプがもう少し連なってるので、気になる方はクリックして覗いてください。
絵のお仕事も精力的にやられてる東雲さんからは、「どうやって文字書きがイラストレーターに絵を発注するか、発注したあとでどうコミュニケーションしてるか」が気になっていたとのこと。
その辺は、拙著で触れているのですが、確かにあっさりでした。
今回の拙著は初心者向けになっているからというのは言い訳になってしまいますが、ご要望のあった内容を押さえた中級者・上級者向けの本も需要があるのだなと改めて感じた次第です。また刊行の機会があれば、積極的に考えます。

 

物書き柄本さんのご感想。発売前からご興味を持っていただいてました。同人を始めて数年の柄本さんにも、おもしろいと感じていただく部分があったようです。拙著内のコラムも案外好評な気がしてきました。 

 

艦これの二次創作で地味に長いお付き合いになってきているmy routeさんからいただいたご感想。やはり、活動をすでにされている方にとってはちょっと平易なのかもな、と感じつつも、なにか気づいてもらえるネタが書けていればいいなと思っています。
私なりに、事前の宣伝やイベント中にどういうことを心掛けるといいか、あっさりですが、必要な内容を書いたつもりですので。 

 

感想とは少し違うかもしれませんが、拙著コラムパートのイラストをご担当いただいたフェルディナン@秋月さんにもつぶやいていただいてました!素敵なイラストをありがとうございました!! 
今回で、艦これ二次創作をやってらっしゃる方だとわかったので、これからイベントで絡みに伺うかもしれません(おい)。

ちなみにもう一人、へりおさんという方にもイラストを描いていただいてるのですが、Twitter等で見つけられず……情報求む。

 

同人活動では2010年からという最長クラスのお付き合い、 茶渡さんからのご感想。そうです、拙著のあちらこちらには私の恥ずかしい悲しいつらい体験談が散りばめられています……
でも割と、ぼやかしたり強がったりしながら書いてるので(そもそも拙著、私が滅多にに使わない「だ・である」調で書いてます)、私を知らない人が読んだらかっこよく見えるのかもしれませんね。私を知る人が読んだら「ああ、あの事件か」ってなって、抱腹絶倒なのかもしれません(つらい)。

 

やはり付き合いの長い稀さんからのご感想。 目次の構成、各パートのタイトルとそれに紐付けた要点の太字化には気を遣いました
これは、私がビジネス書のライティング仕事でいつもやってることです。ゆえに文章多めなのに読みやすいはず……なのですが、それゆえビジネス書ビジネス書した雰囲気になっちまってないかは不安なところでもあります。
でも、編集さんと話したコンセプト「ハウツー本らしくするよりも読み物的なものにしよう」という部分は、達成できてるんじゃないかと思います。

 

コミティアに参加したりWeb小説書いたりされてる柴見さんからもご感想をいただきました。付箋つけながら読んでいただけるなんて、なんだかむずがゆいですね……。
ビジネス書は、ええ、つまらなくなりがちな内容を読んでもらわなければいけないのですが、言い回しや内容のコミカルなおもしろさで持たせるわけにはいかないので、読みやすさを追求するしかないんですよね。 

 

ラノベ新刊の評論ラジオ「ラノベハスラー」をやってらっしゃるマスクド・ラブコメティさんからもご感想をいただきました。上記ツイートのあとでもう1ツイート、「読んでもらうだけならwebの方が良いかもしれないけど、読んでもらう実感を得られるのは同人誌だよっていうのは同感」というコメントもいただきました。

 

艦これRPGのリプレイサークルの代表などをされている騎槍さんからもご感想いただきました。「言いたいことを書いてくれてた」と言われるのはとても嬉しいですね。なにかしら、同じ想いを持ってる書き手が他にもいるのだとわかる瞬間ですから。

 

 

●置いてくださってる書店

感想ではないですが、ツイッターで見かけた書店のご報告を。まことにありがとうございます。
書店で探す際の参考になさってください。秋葉原はさすがに多いですね。

 喜久屋書店仙台店さま。

 

 秋葉原書泉ブックタワーさま(8階)。

 

 有隣堂ヨドバシAKIBA店さま。

 

 COMIC ZIN秋葉原店さま。

 

 宮脇書店帯広店さま。北海道は帯広にも並べていただいてると知り、感無量です。ありがとうございます。
もしかして、他の全国宮脇書店でも入荷いただいてるのでしょうか?
私はかつて仕事で富山県に1年ほど暮らしたとき、近所の宮脇書店にはお世話になったものでしたが……とか思い出す今日この頃。

 

5/29現在、見つけられたのは以上です!
皆さま本当にありがとうございます!! 

小説同人誌をつくろう!

小説同人誌をつくろう!

 

 

それにしても、こういうのを残すときに今のSNSやブログは便利ですね。
貼り付け機能、掲載の体裁、ほとんど自動でわかりやすくやってくれますもの。

「感想つぶやいたのに載ってないぞコラァ!」って方がおられたら、私の拾い忘れかなにかかと思いますので、お叱りの言葉とともにご一報いただければと思います!

小説で同人誌をつくってみたい方はぜひ眺めて見てください!

本日5/25発売の拙著「小説同人誌をつくろう!」を、よろしければ書店で眺めてみてください!
大きな書店にはあるんじゃないかと思います! 

小説同人誌をつくろう!

小説同人誌をつくろう!

 

 本書に関する想いは、過去のブログ↓に書きました。どのような経緯でどういう本を書いたのか気になる方は、読んでみてくださいませ。

yayoihajime.hatenablog.jp

yayoihajime.hatenablog.jp

創作においても、コネはいいものですよという話/同人活動とコネ

前回ブログで書きましたように、『小説同人誌をつくろう!』という本を総合科学出版から刊行させていただくことになりました。5/25発売です。

↓前回ブログ。本の概要について書きました。

今日のブログは本の内容ではなく、この本を書きながら「コネ」に関して感じたことをつらつら書いてみようと思います。本の中でも似たような話題に触れている部分がところどころありますが。
なお、書き終わってから内容が薄いことに気づいて愕然としたので(爆)、あまり期待しないで読んでみてくださいませ。
 

●コネって?

Connection、「コネクション」の略で、人との関係、特に親しい関係などを指す言葉ですね。

プライベートではあまり使われない言葉のような気がします。
「コネで仕事をもらった」
「コネで就職した」
などのように、職を得る手段の1つとして話題にあがるケースが多いでしょう。

そしてしばしば、
「就職試験をすっ飛ばして」
「能力の有無に関係なく」
「血縁や親類縁者の」……
コネのおかげであいつは仕事を得た、などのように言われて、否定的な手段と考えられてしまうことがあると感じます。

実際、私もそう感じていた頃がありました。
大学入試は推薦より試験で通りたいと考えてた気がしますし、新卒の就職活動では先輩や知人の縁を頼ろうとはまったくしませんでした。
小説の新人賞にバリバリ公募していたときは、コネで編集さんに作品を見てもらったり持ち込みしたり、作品刊行に漕ぎ着けるのは邪道だ……なんて感じていたと思います。たぶん。

このあとで、「今は違うイメージを持っていますよ」という話が続くのですが。
皆さんは「コネを使うこと」にどういうイメージを持っていますか?

 

●コネはWin-Winのための手段

私がコネに悪いイメージを持っていたのは、学生~社会人初期の頃です。
ですが、いろいろ経験したり、人との交流が増えたり、仕事をたくさんやったりしているうちに考え方が変わっていきました。
なぜなら、コネは物事を少ない力で円滑に進めるためにとても大事なものだと気づいたからです。

あなたが学校で、誰かに宿題のわからないところを尋ねるとしましょう。
仲が良くて成績はそこそこの友人と、
成績がめちゃめちゃ良いけど話したことがないクラスメイト。
どちらに頼みますか?
例外的なケースを除いて、最初は仲が良い友人を選ぶと思います。

なぜか。尋ねやすいからです。
いくら頭がいい人がいても、会話の勝手がわからない相手に尋ねるのは、まず尋ねること自体に労力がかかります。そして、教えてもらえるかもわからない。

仕事でも同じです。やり取りがスムーズな人ほど仕事がしやすいはずです。
新しい仕事を誰かに依頼するときは、以前に依頼したことがある人に適任者がいないか考えるところから始めます。社内に頼める人がいなければ……外注する場合、誰かの知り合い、頼めそうな人から候補を探すはずです。いきなり公募はなかなかしないでしょう。人の選定そのものにとても労力がかかるからです。

コネは、仕事を頼まれる側がズルをするための手段ではありません。
仕事を頼む側が物事をスムーズに進めるために有効であり、頼まれる側にとっても、わかってる相手から仕事をもらえるという、Win-Winのための手段なのです。

当たり前の話をつらつら書いてしまってすみません。
でも、皆さんにとって本当に当たり前になっているでしょうか?
かつての私みたいに、コネや人脈を毛嫌いしている人はいませんか?

 

●創作におけるコネ

私は同人で合同誌を活発にやっていた頃に、「人脈厨」だと嘲られたことがあります。

40人くらいの人とやり取りしながら合同誌を作り、
同人誌即売会に繰り返し参加して、
いろんな人とオフ会をやりました。
その過程で、たくさんのプロのラノベ作家や「神絵師」と呼ばれるようなイラストレーターとも知り合いました。私は当時、なんの肩書きも実績もない同人物書きでしかなかったんですけどね。今もそうですけど。

確かに傍から見たら、有名人とお近づきになりたい人脈厨だったかもしれません。ぶっちゃければ、そういう方々と交流できることそのものをもちろん嬉しく感じていました。

……ただ。
その交流があったから自分ももっと力をつけようと奮起できましたし、皆さんの協力があったから、私1人ではできないような創作物を創ることができました。その創作物を読んで楽しんでくれた人もいたはずです。

そして私は縁があった人が世に送り出している漫画やイラストやゲームなどはできるだけ遊びますし、TwitterなどではRT程度の宣伝協力をします。私の協力なんか微力も微力なものですけど。たまに、私の創作物の宣伝をすごい方が宣伝協力してくれることもあります。本当にありがとうございます。
こういう行為に義理がまったくないかと言えば、ゼロではないでしょう。私も義理で動くことが少なからずあります。でも、義理じゃない気持ちも当然ゼロではありません。

そうやって、作品の制作や宣伝を協力し合ったり。
縁がある人の作品を楽しんだり。

別に、悪いことじゃないと思うんですよね。

 

私は今、ひーひー言いながら文筆業だけで生計を立てています。
そんな私の仕事はすべて、コネで始まった仕事ばかりです。

ゲームシナリオの仕事は、イベントで知り合った方に誘われたのがきっかけです。
ビジネス書/実用書の仕事も、イベントで私の本に興味を持ってくださった編集さんが誘ってくれて始まりました。
そして、今回自分の名前で初めて世に送り出す本『小説同人誌をつくろう!』も、縁がある作家さんに、ちょうど同人誌に関する本を書けそうな人を探しているという編集さんを紹介してもらったのがきっかけです。

どれも、ズルっこかもしれませんが。
私と縁があったから、先方も頼みやすかったんじゃないかな……と、勝手に好意的に解釈しています。
それで先方が楽に仕事を進められているなら、いいではないですか。私が先方の期待未満の仕事しかできていなければ、申し訳ありませんなのですけれど(苦笑)。

 

コネは、自分にとっても相手にとってもいいものだと思います。
仕事面でのコネばかりが目立ちますけど、創作を楽しむ上でもいいことがあると、ちょっとだけ伝わったのではないでしょうか。

同人活動でいろんな人と交流すると、1人で黙々とやるよりずっと楽しいですよ(つらいこともたまにありますけど)。いいものが創れると思いますよ。

『小説同人誌をつくろう!』は、そんな楽しさが同人活動にはあると伝えたくて書いた本なのです。f:id:yayoihajime:20170520225851j:plain

小説同人誌をつくろう!

小説同人誌をつくろう!

 

 買っていただけるともちろん嬉しいのですが、読者を選ぶ内容だと思いますので、まずは書店でぺらぺら眺めてみていただければそれだけで本望です。

ただ、たぶん本当に大きな書店やオタク寄りの専門店しか入荷しないと思うので……見つからない場合はすみません。

ここを見ている書店員で興味を持たれた方は、1冊でいいので発注してみませんか? どうですか!?

※余談:総合科学出版の紹介

『小説同人誌をつくろう!』を刊行させていただく総合科学出版は、サイトTwitterを見ていただくとわかりますが、おもしろい企画の持ち込みなどを常時歓迎しています。というか、編集さんも企画に飢えてる感じがあります。

特に、コミケ文学フリマの評論エリアで散見されるマニアックな評論本の類は、同人誌をそのまま総合科学出版に持ち込んで相談すれば、それをベースに商業刊行を検討するようなことになったりするかもしれません。

我こそはと思う方は、気軽にトライしてみてはどうでしょう。
興味あるけどちょっと怖い・恥ずかしい・勝手がわからない・どんな感じか気になるという方は、私にご一報いただければ、おつなぎできるかもしれません。

 

『小説同人誌をつくろう!』/初めての自著刊行です

『小説同人誌をつくろう!』という本を、総合科学出版から刊行させていただくことになりました。5/25発売。私の人生初の、商業刊行物になります。 

小説同人誌をつくろう!

小説同人誌をつくろう!

 

気になった方は書店でぺらぺら眺めていただくなり、よろしければ買ってみていただくなりすると嬉しいです! ちなみに印刷数・展開規模の都合上、入荷する書店はそれなりに限られてしまうかもしれません。
もし書店員の方でこのブログを見られていたら……Web小説書籍化本コーナーの周辺に置いていただくと、案外動くかもしれないし動かないかもしれません。(私も元書店員です)

というわけで今日のブログでは、「小説同人誌をつくろう!」がどういう本なのか、小説同人誌ってなにがいいのかについて、少しだけ書いてみます。 

●小説同人誌って?

「同人誌」と聞くと、いわゆる「薄い本」と呼ばれる漫画やイラスト本、とくにえっちなものを思い浮かべるかもしれません。コミケコミックマーケット)などの同人誌即売会をご存知の方も多いかもしれませんね。
あるいは、明治時代に端を発する戦前の文筆家たちが自費で刊行した冊子のことかと思う方もおられるかも知れません。語源や同人誌の始まりはこちら。昨今作られている同人誌も結局は同じ物で、出版社などを介さずに自費で刊行した本のことを指します。

有名になったり爆発的に売れたりしてよく取り沙汰されるのは漫画やイラスト本、それも18禁のものが多い印象ですが、全体で見れば、小説やエッセイ、写真集、評論、その他種々様々な同人誌が作られています。

小説同人誌もその一種。
本屋で売られている本以外にも、自分で書いた小説を自分で本にしている人たちが世の中にはたくさんいます。
最近は、電子書籍にしてAmazonやBOOK WALKERその他の電子書籍ストアで販売する人も多いですね。電子書籍を「同人誌」と呼ぶ人はほとんど見たことがありませんが、個人的には媒体が違うだけで同質のものだと思っています。

私はそんな小説同人誌を今までに、2000冊くらい頒布してきました

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※作った小説同人誌のごく一部。表紙はイラストレーターやデザイナーに依頼して作ることも多いです。

 

●書籍「小説同人誌をつくろう!」の概要

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タイトルそのままに考えてもらうと、小説同人誌の作り方を解説したハウツー本だと思われるかもしれません。
確かにハウツーパートもあるのですが、ハウツーを扱った情報は今やネットに溢れていますし、「小説の書き方」のハウツー書籍も本屋にたくさんあるでしょう。

この本のコンセプトは、「同人誌(同人活動)は楽しいことも苦しいこともあるけど、他では体験できないおもしろいことがたくさんあるよ」と伝えること

私の18年ほどの同人体験をあちこちに散りばめながら、小説同人誌はこういう風に作っているよ、そしたらこういうことがあったよ、という話をまとめたのがこの本の内容です。

私はイベントやツイッターで書き手の方々と交流があるのですが、多くの人が「自分の小説を読んでもらえない」「売れない、手に取ってもらえない」という悩みを抱えています。私自身もいまだにそうです。

ただ、最近はその悩みが昔以上に強まっている気がします。その理由の1つは、Web小説の隆盛でしょう。
無料で公開・読めるWeb小説は、昔以上に書き手も読み手も助けているんじゃないの?と思われるかもしれません。確かにその一面はあります。
しかしWeb小説はWebで読まれる媒体であり、読者もWebで本を探します。そのため、どうしたって検索順位や流行の影響をモロに受けます。
だからこそ、その流行の中で頭角を現した作品は、流行の頂点に位置するがゆえのおもしろさを持っていて、それが多くの読者を楽しませているのですが。この世界では、読者を楽しませることの重要性がとにかく強く、作品のあるべき姿が商業刊行物と近いと思うんです。
本を書いて飯を食っていくなら、読者を楽しませるべきでしょう。世の中で一定以上の需要がある書籍を書くべきでしょう。

でも、趣味の小説って必ずしもそうではないはず。

・自分が好きな物、自分が世へと訴えたいものを書くという姿勢の執筆
・誰かを楽しませる執筆

これらは異質のものです。たまに、イコールになる人がいますけど少数派でしょう。

「自分の書きたい物を書いた作品」が、Web小説ではとにかく生きづらい。
そのことに気づかずに苦しんでもがいて、ボロボロになっている人をたまに見ます

そうやって苦しんでいて同人誌を作ったことがない人にはぜひ同人の世界を知ってほしいという想いから、この本をまとめることになりました。

小説同人誌は、正直言って儲かりません。黒字にするのも一苦労です。
でも、同人誌で好きな物を書いて、自分の作品を読んでもらって、他の書き手や読者と交流することで得られる楽しさは、Web小説だけではなかなか体験できないことだと思います(Web小説でも実現している方々はもちろんいます)。

 

この本は、大きく4章構成で書きました。

第1章 小説同人誌をつくろう
第2章 本を手に取ってもらうには
第3章 本から生まれる交流
第4章 電子書籍の波にのれ!
 ※詳しい目次は今日のブログ最後に後述

1章では、小説同人誌の作り方や、「自分でなにをどうして書きたいの?」を考えてもらうような話を書いています。

2章では、同人誌をイベントでどういう風に頒布すればいいか、宣伝はどうすればいいかなどを私なりに書いてみました。

3章では、同人誌をきっかけに私が体験した人との交流や広がりについて。

4章では、電子書籍に関する話をいくつか載せています。
私は一応電子書籍も刊行していまして、

ダイヤモンドダスト: ―灰になった宝物― (Hybrid Library)

ダイヤモンドダスト: ―灰になった宝物― (Hybrid Library)

 

こんなのを自分で刊行しています。Kindle Unlimited会員の方は無料で読めます。 
また、本作を書いた恥ずかしい過去話もブログに書いています↓。

 

 ●おまけ

私自身は高校生の頃に同人誌のことを知り、16歳の頃に同人活動を始めました。
そのきっかけとなったのが、書店で見つけたこの本です。

同人誌マニュアル (ゲーメストムック Vol. 96 WORLD SERIES Vol.7)

同人誌マニュアル (ゲーメストムック Vol. 96 WORLD SERIES Vol.7)

 

※今調べたら、出品が12800円からになってて驚きました。私は昨年、処分しちゃったんですよね……1997年当時の同人事情やハウツーがよくまとめられていた本でした。 

私の本が誰かの楽しい同人活動のきっかけになってくれたら嬉しいなと思います。
ただ、上記の「同人誌マニュアル」のように、ハウツーから同人業界動向までを網羅的に書いた見事な本ではないのですけど。どちらかというとエッセイに近いかもしれません苦笑。

あまり期待せずに、まずは眺めていただけると嬉しいです。m(_ _)m

 

来週末に、ちょっと違う観点から、拙著「小説同人誌をつくろう!」についてもう一回ブログを書こうと思います。

 

「小説同人誌をつくろう!」詳細目次---

第1章 小説同人誌をつくろう
1.なぜ作品を書くのか
2.小説同人誌とは
3.二次創作は認められるのか
4.編集と校正ってなに?
5.レイアウトやフォントも意識しよう
6.気になるタイトルとは?
7.表紙は本も顔
★コラム1:『表紙デザインで大ゲンカした話』
8.イラストを依頼するには
9.本の装幀あれこれ
10.同人誌の印刷と製本
11.いくらで売る?
★コラム2:『刷りすぎて爆死した話』

第2章 本を手に取ってもらうには
1.発表の場はたくさんある
2.同人のメッカ〝コミケ
★コラム3:『初参加のコミケでお隣からエロゲをもらった話』
3.オリジナルの総本山〝コミティア
4.文章なら〝文学フリマ〟を忘れるな
5.売る前に宣伝を
6.宣伝いろいろ
★コラム4:『宣伝不足だったり宣伝しすぎだったりする話』
7.出展スペースのイロハ
8.本を手に取ってもらうための工夫
9.イベントのあと ~兵どもが夢の跡~
10.委託販売で書店に本を並べよう
11.感想の意味

第3章 本から生まれる交流
1.イベントは本を売るだけの場ではない
2.1人の仲間、1人の読者を見つけ出せ
3.Twitter は創作の味方
4.オフ会の光と闇
★コラム5:『裸の付き合いをしているのに本名も知らない話』
5.サークルに入るとなにがいいのか
6.合同誌の苦悩
★コラム6:『オタサーの姫現象は実際に起きるという話』
7.交流してたら仕事が来た
★コラム7:『同人コネの文筆業だけで生計を立てている話』

第4章 電子書籍の波にのれ!
1.電子書籍とは
2.印刷代ゼロ、在庫不要
3.Kindle? Kobo? 専用端末は必要?
4.小説の電子書籍を作って販売してみよう
5.電子書籍のセルフパブリッシング作家は多芸多趣味な人が多い?
★コラム8:『セルパブ作家の飲み会は殴り合いみたいだったという話』
6.電子書籍で一財産築ける?

 

●●●続きのような記事●●●