ポジティブ物書きの雑記帳

物書き、弥生肇のブログ

Kindle無料キャンペーン中/「スマイル」

私が主宰している電子書籍レーベルHybrid Libraryの初期作品「スマイル」を、2/12まで無料キャンペーン中です!明日までです!

スマイル (Hybrid Library)

スマイル (Hybrid Library)

 

著者の「今福エヌ」さんは、商業作家としてラノベ文芸や児童文学で活躍されている若手作家の別名義です。

「スマイル」は、今福さんが投稿時代に、高次選考まで残るもその衝撃の内容で受賞に至らなかった作品です。商業作家という立場になってからも、本作はそのひとくせある内容から、なかなか編集さんからOKもらえるものではなかった模様。
Hybrid Library創刊の折に是非とも、とのことで、今福さんから本作を刊行させてもらうこととなりました。 

Hybrid Libraryの本に触れたことのない方、あるいはKindle電子書籍についても未体験の方は、この機会にぜひいかがでしょうか。

↓※「電子書籍ってよくわからないよ~」という方向けに、私が以前書いた記事です。

 

なお、「スマイル」と同じ著:今福エヌ/絵:鴨川彰タッグでの「コタロー先生」も発売中です。 

コタロー先生 (Hybrid Library)

コタロー先生 (Hybrid Library)

 

犬は大切なことを教えてくれます。
私も柴犬を飼っていて、3年と少し前に亡くなったのですが、あの子がいたからこそ知ることができた感情って、いっぱいあります。
「コタロー先生」はそんな気持ちを追体験させてくれる、とてもまっすぐなお話でした。

天津風とたわむれました(フィギュア AMAKUNI/天津風)

天津風の写真など掲載する前に、ちょこっとだけAMAKUNIの紹介を。
AMAKUNIとは、ホビージャパンが数年前から始めたフィギュアブランドのことです。

サイトのCoceptにある文章を引用しますが、

「AMAKUNI」は、伝説の刀匠・天国にその名をあやかったフィギュアブランドです。真摯な姿勢に、遊び心を加えて、日々フィギュア作りに取り組んでいます。

フィギュアを注文してから、届くまでのワクワク。
そのワクワクを上回る「楽しさ」をお届けしたい。それが私たちが目指す製品作りです。

とのこと。

今までにAMAKUNIのフィギュアは2体(島風、天津風)購入しましたが、どちらもこのコンセプト通りのものだったなあと感じます。

製品は完全受注生産で、注文は製品発売の約1年前に2ヶ月間くらい受け付けています。なので、事前にチェックして注文しないと、AMAKUNIのフィギュアはなかなか手に入りません。その分、隅々までこだわって作られてるなと感じるものばかりです(サイトで今までの製品の写真が見られます)。

注文してから約1年後にやっと製品が届くので、やはりコンセプトにある通り、届くまでワクワクです。待ちわびて待ちわびて忘れた頃に届きます(笑)。そして届いたものが素晴らしいので、「うわー!ひゃー!」と盛り上がること請け合いです。

最近のフィギュアはどれも発売の1年くらい前に受付(発表、受注)が始まって、人気の製品はAmazonが予約5分で瞬殺とかよくありますが、AMAKUNIは受注期間に注文すれば確実に製品が手に入るというところも、魅力だと思います。

以上、ベタ褒めしてますが、AMAKUNIの回し者ではありません。ただ、ホビージャパンには昔から模型雑誌等で楽しませてもらってるので、たまには、と思って。


というわけで、AMAKUNIのコンセプトよろしく焦らしておいてから、天津風のお写真などを。といっても、昨夜Twitterで遊びながら流したのをそのまま載っけるだけなのですが。楽しさが伝われば幸いです。

AMAKUNI/天津風。原型師剛本堂(横嶋真平さん)です。

 ※直前に、コミケでお隣だったサークルさんの天津風本(同人誌)を読んで、そのテンションのまま開封してました。

いつも机の上とかで適当に取るんですが、今回は後ろに箱置いて布掛けて即席撮影スペースを作りました。

ちょいとアップで。天津風は美人さんだと思います。

後ろ姿。きれいです。でも魚雷発射管がちょっと邪魔なので……

外してもらいました。このAMAKUNIの天津風は、魚雷発射管接続部や腰の横にある連装砲くん連結位置に、つけてないとき用の蓋みたいなパーツがあります。
服の透けについて私は沈黙しておきますので、写真からお楽しみください。正面のお腹の透けが素敵ですよね…(コメントしてしまった)

連装砲くん。外して飾ることができます。

突然登場する連装砲ちゃん。こちらは天津風の付属品ではありません。

というわけで、AMAKUNI/島風と並べてパシャリ。こちらも原型は横嶋さんです。

私のイチオシ艦娘である雪風には、今回オチを担当してもらいました。ごめん…。こちらはアオシマのファニーナイツというフィギュアブランドの雪風。原型はディーラー(サークル名みたいなもの)エイル。

以上、天津風とたわむれたツイート集めでした。

もっとちゃんとした天津風のお写真を楽しみたい方は、AMAKUNIの天津風紹介サイトへどうぞ↓。

 

あけおめことよろ

もう五日になってしまいましたが、本年もよろしくお願い致します。

今まで私は、とにかくいろんなことをやって様々な人と交流してと、広げる方向にばかり力を注いで生きてきました。
今年の目標は、それを徹底的にコンパクトにして、本当に力を注ぐべき事柄、本当に大切にすべき人に、悔いなきよう時間をかけて当たっていくことを目標します。

もちろん、0か1かで生きたら窮屈なので、ほどよくファジーを心掛けたいですが。


そんな、新年の抱負的な書き込みでした。

ブログは、毎日とは言わないけど、ときどき書いていきたいなと思います。

台湾行ってきました@2015/10/22-25、初日レポ

二カ月遅れですが、台湾に行ってきたレポートを書きます。

2015/10/22(木)~25(日)に台湾に行ってきました。
思い立ったきっかけは、10/24に台湾高雄市(カオシュン市)で開催された艦これオンリーイベント及び、そのイベントに併催されたツアーで台湾の軍学校に保管されている駆逐艦雪風(丹陽)のスクリューが観られるということでした。


●ざっくり旅程
10/22(木):
羽田空港国際線ターミナル->台北松山(ソンシャン)国際空港
松山->高雄市@電車・地下鉄・新幹線のTHSR(Taiwan High Speed Rail)
高雄市内に宿泊

10/23(金):
高雄市内観光、ツアー、艦これオンリー前夜祭

10/24(土):
艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!第二十戦目」@中山大學
高雄->桃園(タオユェン)@THSRなど

10/25(日):
桃園国際空港->成田国際空港


●出発、初めての羽田国際線ターミナル
私はサラリーマン時代に海外営業担当をやってたので、成田空港から海外へ行くのはそこそこ経験してましたし、羽田の国内線ターミナルは仕事・プライベートでかなり使ってたんですが、羽田の国際線は初めてでした。

行ってみたら、超きれいなターミナル(まだ出来て数年ですしね)と良さげなお店が並んでて、最初からテンション上がりました。当時停滞気味のビジネス書案件について編集さんからメールが来てスマホで返信しつつも、テンション高めでした。

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日本橋がありました。

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蕎麦を食しました。

飛行機に搭乗して……

f:id:yayoihajime:20151224045214j:plain富士山。まだ、冠雪してませんでした。


●台湾到着 ~ 高雄へ!

松山国際空港へ到着。松山はソンシャンですが、私は「まつやま」としか心の中で読んでませんでした。
到着したら、当たり前ですが書かれてる言語が台湾の中国語、繁体中文ばかり(略さない難しい漢字)で、小さく日本語や英語が書かれてたりするものの、基本、なにもわからない
MRT(Mass Rapid Transit、台湾都市鉄道。台北周辺の地下鉄みたいなものです)の駅へ辿り着くのに随分うろうろしてしまいました。日本語と英語はできるし漢字は読めるから大丈夫だろうと思ってたのが甘かったと、到着5分で痛感。

駅に到着したら、今度は切符を買うので一苦労。というか、日本で言うSuicaみたいな悠遊カード(EASYCARD)というデポジット式のカードを買って楽しようとしたんですが、EASYCARD発券機がなかなか見つからず、またうろうろ。
しかも後で気づくんですが、EASYCARDは台湾南部高雄市の路線では全く使えない(違うカードがある)ことを知り、チャージしたお金をほとんど無駄にすることになりましたorz。事前リサーチ、大事です……。 

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電車に乗り、新幹線(THSR)に乗れる台北(台湾首都)駅を目指します。

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向こうの駅は、日本の駅と使い勝手がさほど変わりません。
ただ、もっと言うなれば車両の中の構造(椅子などの配置)は米国そっくりで、駅のつくりはシンガポールそっくりだなあと思いました。(※私は米国とシンガポールしか行ったことがない)

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台北駅だったかなあ? 向こうのソシャゲの広告。こういうのがどかーんとあるのも日本とそっくりというか、日本以上に多く感じた。写真撮り忘れましたが、メルクストーリアらしき広告もありました。

新幹線のチケットを慌てて買ったら、買ったときから3分後に発車する便の指定席で、猛ダッシュしました。乗れた。
ちなみに台北高雄市まで台湾をざっくり北から南まで縦断するのですが、約2時間です。お値段は6500円くらい。日本で2時間新幹線に乗るのと比べると、安いですね。

松山空港についたのが午後4時くらい。
台北駅に午後5時くらいで、THSR終点の左営(ツォイン)駅に着いたのが、午後7時くらいだったかな。新幹線の中では、うとうと寝たり、iPhoneKindle電子書籍を読んだりしてました。「亜人ちゃんは語りたい」を読んでた。

左営から電車を乗り継いで、ホテルのある最寄駅を目指します。
道中のツイートなど。

高雄の地下鉄で初めて乗り込んだ車両が、いきなり女の子のラッピング電車で噴いた。ちなみに、三日間の滞在でラッピングに乗れたのはこの一回だけでした。 
※「MRT」とつぶやいてるのは厳密には間違いで、高雄市の地下鉄は、KRTC(高雄捷運、カオシュンMRT)という名前でした。

KRTCはこの女の子たちを駅中の表示や告知にフル登場させていて、「もうなんか、頭がこの子たちでいっぱいですわ」状態になりました。 駅や電車内で、この子らのイラストばかり探してしまい、台湾になにをしにきたのか早速見失いかけました。

なお、ホテル最寄駅は 「鹽埕埔」という駅でした。「Yanchenpu」と読むらしいです。ヤンチェンプ?

ホテルまでなんとか辿り着き、近くを流れる「愛河」(アイホー。またはLove River)周辺を散策。夜景が有名でよくカップルがいる場所らしいです。

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f:id:yayoihajime:20151224053611j:plainマック。 

f:id:yayoihajime:20151224053714j:plain向こうの招き猫?

f:id:yayoihajime:20151224053844j:plain落書き(ストリートアート、スプレーアート)はどこも似た感じなのですね。

 

f:id:yayoihajime:20151224054448j:plain旅先で必ず寄ってしまう、そこの書店。

こんな感じでどうにか台湾へ辿り着き、初日の夜が更けてゆきました。
続きはまた、二日目レポで。(書いたらここにリンクはります) 

晩秋の埼玉、かなめぐり

記事を書くのに随分間が空いてしまいましたが、11/14(日)に、花澤香菜さんのアコースティックライブ「かなめぐり ~歌って、読んで、旅をして~」の埼玉公演に行ってきました。

公演の詳しい内容は上記公式サイトへ。2月まで開催されています。
なお、今回のツアー開催地はいつもとちょっと違う場所ばかりです。ライブのMCで香菜さんもおっしゃってたのですが、「いつも東京とか大阪とかばかりだから、今回はいつも行けてない場所でライブをやって、いつも来られない方が少しでも来やすいように」とのことで決められたようです。


埼玉公演は、埼玉県入間市の、入間市市民会館で行われました。
なお、市民会館の写真は撮り忘れました。いつもの弥生肇クオリティです。。

でも、違う場所の写真は撮っています。f:id:yayoihajime:20151128025025j:image
とあるよさげなコーヒー店……の看板です。爆

とことこ電車に乗って、ライブ開場時間の一時間前くらいに市民会館に着きました。
早めに着いた理由は他でもない、物販です。欲しかったのは文庫のブックカバーなんですが、全然並んでなくて余裕で買えてしまい、時間が余りました。
そこで、会場周辺でちょっと時間をつぶせる場所を……と探して、10分くらい歩いた場所にあるコーヒー屋さんに入ったのです。それが写真の看板のお店。

なにげに、埼玉の地をうろうろするのは人生で3回目でした。
1回目は、水樹奈々さんのライブ@西部ドーム。
2回目は、「あの花」のイベントANOHANA FES@秩父ミューズパーク。

……なんかそういう系統のイベントでしか訪れてませんね汗。

とにかくも。埼玉って、なんだかのんびりした空気が流れている気がして好きです。
ちょいと電車に乗れば秩父や山の方面へ行くこともできるし、東京に出るのも簡単。
最近、普段暮らしはこういうところが気楽かもなって思ったりしちゃいます。歳でしょうか。そんなことはないはず。ほら、人とのやりとりって大体ネットでなんとでもなるからですよ。歳取ったからじゃない。


前置き長くなりましたが、コーヒー屋でのんびりしてから、ライブへ向かいました。
入り口ではお約束の「カメラなど撮影・録画できる機器をお持ちではないですか?」という声かけチェックがあったのですが、鞄の中をしっかり見られたりすることはなく、ほとんど儀礼的なやり取りになってるなーと感じました。なぜなら、今はスマートフォンで撮影も録画もできますからね。でも、そういう声かけや場内アナウンス、そしてなにより来場者の善意があるから、不正に撮影・録画したものが出回ったりしないのでしょうね。なんか、そういうの、いいな。

入り口を抜けるとすぐ、お祝いの花やメッセージなどが飾られています。
f:id:yayoihajime:20151128025039j:imageカメラチェックの直後に、スマホでばしゃばしゃと写真を撮る皆さん。そして、「撮影はお早めにお願いしまーす」と声かけしているスタッフ。野暮なツッコミはせず、私も1枚パシャリ。

 

しばらくして、ライブ。
香菜さんのライブやイベントは、DTBやら文学少女やら、アルバム出るごとのツアーやら、もう何度も足を運んでるのですが、徐々に大人の女性になっていく感じがして、その、なんというか、感極まりますね(涙)。えっと、これを読んでる方々引かないでください。

ツアーの副題に「歌って、読んで、旅をして」とあるように、歌うだけでなく、朗読がありました。文学少女の遠子先輩役(ドラマCDやイベント、映画等で、朗読(的)シーンが山ほどあった)を経て、朗読にもちょっとしたもののある香菜さんです。
今回のツアーでは、各開催地ゆかりの昔話をいくつか読むというスタイルで、埼玉に伝わる昔話をいくつか聞かせてもらいました。
ちなみに、プロといえど、ライブでの長い長い一発朗読なので、間違うこと、噛むこともあります。そういうときの、「噛んじゃった……ごめん」と言いつつ読み直す香菜さんが、また素敵なのです。(これを読んでる方、引かないでください)

楽曲はアコースティックアレンジがなされていて、アコギとキーボードのみの編成。でも、結構アップテンポの曲もありましたね。
またMCでパンに関するトークが大部分を占めたりと、相変わらずの香菜さんでした。


雨がしとしとと降る晩秋でしたが、だからこそ、入間市での時間はどこか静謐としていて、日常を忘れられるひとときでした。


そうそう。MCで、「11/14って埼玉県民の日らしいよ!」と香菜さんがおっしゃってたんですが、帰りに立ち寄ったモスバーガーで、埼玉県民の日のフェアをやってました。

700円以上?買うと、埼玉バッグをもらえるということで。 

f:id:yayoihajime:20151128025055j:image
もらってきました。

発刊してる電子書籍がAmazonの公式セールに取り上げられました

私が主宰してる電子書籍レーベルHybrid Libraryで刊行してる作品「ひめとり!」が、Amazon公式の月替わりセールに取り上げられました。

12月いっぱい、半額となっております。 

ひめとり! (Hybrid Library)

ひめとり! (Hybrid Library)

内容は、鬼の姫やたくさんの妖怪たちが出てくる中で繰り広げられる、王道にしてハートフルなライトノベルです。


妖怪といえば、「ゲゲゲの鬼太郎」などでお馴染みの水木しげる先生が先日亡くなられたことを思わずにはいられません。
私自身、物心つき始めた頃に鬼太郎のアニメを観て妖怪というものを覚えました。「妖怪」と言われると真っ先に思い浮かべるビジュアルは、水木先生の描かれたキャラクターです。

それからいろいろな創作物に触れ、自分の中にももう少し幅広い妖怪のイメージ、認識があります。この「ひめとり!」も、著者の晴丸さんが妖怪に関する深い想い入れを元に書かれたもので、「へ~、妖怪ってこういう存在なんだ」と思わせられるような、じっくり作り上げられた世界観(妖怪観)とキャラクターたちの空気があります。


妖怪が好きな方、あるいは妖怪についてあまり知らない方……この作品で、人とは違う彼らに触れてみるのもいいかも知れませんよ。

最近読んだ同人誌の感想を無造作にまとめておこう

夜中にTwitterで、どぅあーっとつぶやいたのを、なんとなくまとめておきます。

同人誌に詳しい方も疎い方も、「へー、こういう本があるんだあ~」と、眺めてみてもらえれば幸いです。


●11/15開催のコミティア関連

 

 

●8月コミケ、9月東京、10月台湾での、艦これ関連