2019W9の映画鑑賞雑記
いつの間にか3月ですね……
●「翔んで埼玉」
公開前までノーマークだったんですが、なんかみんな観にいってるのと、制作サイドが「まさかこんなに話題になるなんて思ってなかった」みたいなことを言っているのを見かけて俄然興味が湧いて、どんな映画かもろくに知らないまま(公式サイトを数秒眺めただけ)観てきました。
最初は、埼玉(や某県)に対する壮絶なディスりで「おいおい大丈夫かよ」って苦笑いしながら観てたんですが、いつの間にか「なんでこんな話に感動してるんだ」っていう謎の感動に包まれていました。ディスりすらうまく使った、埼玉に対するものすごい愛情が伝わってきました。
ギリギリのところを攻めつつ見事に落とし込む、バランス感覚のすごい脚本だと思いました。
ただ、好き嫌いは分かれる映画かもしれませんね。合わない人はいるかもしれない。
●「2001年宇宙の旅」
おそらく知らない人はいないぐらいの映画なんですが、例によって知見の狭い私は未見だったので、観てみました。
この映画が公開されたのが1968年というのが驚きですね。アポロ11が月に到達するのが1969年で、その1年前にこんなSFストーリーをこんな映像で作っちゃうというのが圧巻。というか、「CGも何もない時代にどうやって撮ったんだ」って映像だらけで、面白かったです。
話も面白かった(終盤は理解できなかった)んですが、当時の映画だからか、とても展開がゆっくりですね。それも不気味さの演出と捉えることはできるんですが、もう少しカットごとの時間を短くしつつテンポ良くまとめるのが昨今の映画だよなあ、と思いつつ。
wiki等を見ると続編が小説や映画でたくさんあるようですね。ちょいちょいチェックしておきたい。