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ポジティブ物書きの雑記帳

物書き、弥生肇のブログ

私がKDP作家を愛している理由

KDP(Kindle Direct Publishing)まわりの話題を集めてわかりやすく伝えてくれるデイジーさんのブログで、

"私がKDP作家を愛している理由"というタイトルで記事を書いてみたらどうかしら?

とあったので、便乗します。
や、この直前にTwitterで真逆の話題の炎上合戦があって、おとなげなく私も参加して焼死してしまったので、ちょっと水をかぶって心頭滅却するような気持ちになりたくて


私は、創作をしている人たちが好きです。
なぜって、なにも見せてくれない人に比べて、いろんな物を見せてくれるからです。
楽しいお話や苦しいお話であったりと、それ自体が私にとって娯楽たりえますし、同時になにかしら、その作品に著者の人柄が垣間見えて、その人のことを少しだけ知れた気がするからです。(「著作と著者の人間性は無縁」という話もあって、たまに著者本人からは想像もできないようなかけ離れた作品を書く方もおられますが、概ね、何かしら著者の持つものが滲み出るものが創作物だと感じます)

その中でもKDP、Kindleという場(私はKindle以外に、有償で販売する電子書籍媒体全般を含めます)を選んだ人たちは、下記するいくつかの点が他の人より強い、あるいは弱い。それだから/それなのにがんばっちゃってる人なんだろうなって思うから好きです。

(1)一人でなんでもできる/一人でやるしかなかった
個人出版は、私のやってるHybrid Libraryみたいな例を除けば、大抵が一人でまわしているものです。自分一人でゼロから本を出すところまでやる。
一人でいろいろやれる知識があるからやっちゃった。
あるいは、他に頼れる人がうまく見つからなくてやっちゃった。
上記の中庸のシチュエーションの人もいるかもですが、とにかくも、一人で、誰かになにかを届けようとしちゃってる人たちなんです。
私はそういう人、好きです。一人っ子だからかな。

(2)電子書籍で売ることを選んだ
上記(1)だけなら、紙で同人誌や個人出版をすることも含まれる。だから私はアマチュア作家さん全般基本的に好きですし、私自身紙の活動もしてます。
ですが、そこで電子書籍という選択をした人たちには、何らかの思うところ・感じるところがあるんだろうな、と。

☆すごい読書家で、家には紙の本がいっぱいで、電子書籍でしかなかなか買い足せない人は、電書にニーズがあるだろうと感じるかも知れません。こういう人は、得てして本好きでしょう。私も本、好きです。

☆また、「これからは電子書籍がはやるんだ!」と、なんらかの観点で電書の方が売れると考えて電書にしたのかも知れない。野心家タイプ。こういう人も、私は好きです。私もたぶん野心家です。獅子座ですし(関係ない?)

☆紙より電書が簡単そうだと考えた人……そういう人もいるかも知れません。そういう人はたぶん若い人に多いんじゃないかな。新しいもの好きな人かも。若い人が多いかもな。私は、若い人好きです(話題がズレてきている)。

とにかくも、電書を選ぶという理由の考えてみると、やっぱりいろいろ好きになれちゃうんです。
あ、でも、私も紙の本大好きなので。紙の本を出してる人は嫌いなんてことはもちろんありません。

(3)KDPって、どうやって売ってる?
KDPで出版してノーアクションでいると、ほとんどの場合は埋もれていきます。
せっかく作った作品は、多くの人に見てもらいたい。
だからそのために、Twitterやブログ、いろんなSNS等で作品や自己のアピールをする方が非常に多い。あるいは単に、そうやってWeb上で目立っていくのが好きなのかも。
いずれにせよ、(1)(2)に書いた理由と同様に、その人をいろいろな形で見せてくれる。そうやって語りかけてくる人は、なんとなく好きになります。

(4)もう一個の理由
……ここまで書いてきて、「じゃあFacebookなんかで、自分の旅行写真や恋人との写真、家族との楽しそうな写真をUpしてくる人は、自分を見せてくれるから好きにならないのか?」と自問してしまいました
その人柄を見せてくれるという意味では同じなんですが……創作物(+α)という形で己を見せてくる人とは、ちょっとだけ違うんだろうなと思うのです。

何が違うかって、見せてくる物の裏にある強さです。

創作物、特にKDPのような個人の創作物は、個人プレーです。その人だけで作ります。イラストや装幀を他の人がやろうと編集が入ろうと、著作は著者一人のものでしょう。
創作活動は孤独です。
その、孤独の活動、多くは単純な大変さに加えて、「これ、つまらないんじゃないの?」「誰が読むの?」「なんか恥ずかしいな」といったいろいろな葛藤を乗り越えて打ち克って、創作物をリリースしてくるんです。これは、強い気持ちがないとできません。

そうやっていろいろな物を見せてくれるところが、私はやっぱり好きなのです。
……苦手な内容だったら、苦手な人になっちゃうかもですけど苦笑。

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※写真は、2013年冬の「スヌーピー展」の小冊子より。好きなキーフレーズです。


"私がKDP作家を愛している理由"は、そんな感じです。
ところどころで言及したように、KDPにも電子書籍にも限りませんが。創作に関わる人全般、好きです。

私のことを知りたいと思ってくれた方がいたら、拙作を見てもらったら、なにか見えるかも知れませんよ。(失望・幻滅するリスクもあります!)

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