ポジティブ物書きの雑記帳

物書き、弥生肇のブログ

台風や暴風雨で思い出すこと

本日の台風で、栃木や茨城周辺が大変なことになってしまいましたね。
被災された方々や危ない地域にお住まいの方々は、大変かと思いますが、ご自身の安全を最優先にこの数日を乗り切っていって頂ければなと思います。

さて、掲題の件。
強力な台風などがやってくると、私は必ず思い出すことがあります。
長崎県佐世保市に住んでいた小学生の頃に遭った、台風19号です。
私の記憶の中の「すごい台風」で最も古いもので、かつ一番印象に残っています。

学校への登校時は大したことなかったんですが、
下校時にはひどい荒天になっていました。記憶では、雨よりも風がすごかった。傘を開くと浮かされて飛ばされるんじゃないかというくらい、強風だったと思います。

それで、早退か何かの指示を学校側が出したんでしょう、
みんなのご両親やらが車で近くまで迎えに来たりして、それぞれ雨の中を帰った記憶があります。私も母親の車で帰りました。
ところで、携帯電話もメールもなにもない時代、どうやって皆さん連絡取ったんでしょうね。そこは記憶になんですが、たぶん電話の連絡網で、先生達が各家庭に電話をしたのでしょう。当時は、連絡網とか、各クラス名簿として名前や住所や電話番号が載ったプリントを渡されていて、放課後はそれを見ながら「○○くん、あーそぼ」と電話して遊びに行ったりしてたもんですが。個人情報云々がうるさくなった昨今だと、連絡網とかどうしてるんだろう。

脱線から戻しますが。
台風19号の日の帰り際。
学校から出たすぐの場所に川があるんですが、川の縁から川底まではおそらく3メートルくらいあって、普段は足首が浸かるくらいしかなかった水かさが、そのときは道路までじゃぶじゃぶ溢れてくるぐらいの濁流になってました。
あの川の泥水の勢いと茶色は、今でも鮮明に覚えています。

ちなみに、2年前に思うところがあって、20年振りくらいにこの学校界隈を訪れて写真を撮ってきました。そのときも、台風のことを思い出しながら。

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こんな穏やかな川が、台風19号のときは、写真の橋がじゃぶじゃぶ洗われてる感じだったと思います。写真の右側にちょこっと写って見切れてる建物が薬局だったんですが、その1階が床上浸水してるのを見た記憶もあります。
あれから20年ほど経った今もこの光景が基本的に変わってなくて、訪れたときはちょっとうるうるしました。

そんなわけで。
すごい台風が来ると、川沿いは危ないというのは幼い頃に実感として刻み込まれました。
また、親からは「住宅選びの際は、必ず高台を選ぶこと」と口酸っぱく言われています。今住んでいるマンションは高台と呼べるほどではないですが、まあ、川があるエリアからはだいぶ高い場所にしています。

日頃から意識するのは難しいかもですが。
引っ越しする・家を買うというときは、ぜひ念頭に置きたいポイントの一つですね。
あるいは、強烈な台風や暴風雨の際は、自宅周辺の地形に気を配りたいものです。

オチもなにもない今日のブログですが。
自身の命が大事なのはもちろん、こういった災害で家財が水浸しになってしまっては、大変ですからね。大切なフィギュア達が浸水・溺死してしまっては私も精神的に死にますし、パソコンやらが水に浸かったら、やっぱり死にそうです。
紙の本も、恐ろしいことになりますよね。

そんなわけで。今日も平和に生きていられることに感謝しながら。
いろいろ頑張ろうと思います。
最近、やるべきことをサボり過ぎたぞ自分、もっとなんとかしろ……。